今週は、熊本城の天守閣の一般公開が再開されたという記事を解説します。
まず(お城の)main towerが何を指すのか分かりましたか? これはいわゆる「天守閣」です。皆さんご存じの通り、数年前の熊本地震で損傷を受けたため、復旧工事が行なわれていて、その間一般公開されていませんでした。それが、このたび復活したというわけです。「一般公開」はto the public(一般に向けて)のように前置詞のtoを使って表現します。理解するのは難しくないかと思いますが、自分が英語を使うときにスッと出てくるかどうかは別物。こうした用法をしっかりインプットしておきましょう。前半は「熊本城天守閣は、6月28日に再び一般公開された」という意味です。
after以降の後半では、undergoという動詞に注目。これは「~を受ける、経験する」という意味です。特に「変化」「治療、手術」「修復」などを経験する際に使われることが多いですよ。goと同じく、undergo-underwent-undergoneと活用します。
◆ The boy underwent emergency surgery last week.
(その男の子は先週、緊急手術を受けた)
◆ The product has undergone several design changes in the past five years.
(その商品は過去5年で数回のデザイン変更があった)
本文ではundergoing repairsなので「修復を受けた」ということ。後半は「2016年の2度の大地震後に修復された」という意味です。