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第79回【2021.10.22 issue】Tanzanian-born writer Gurnah wins Nobel Prize in literature

今回は、タンザニア出身のアブドゥルラザク・グルナ氏がノーベル文学賞を受賞したという記事を解説します。

(The 1st paragraph)
Tanzanian-born novelist Abdulrazak Gurnah on Oct. 7 won the Nobel Prize in literature for his unflinching portrayal of the effects of colonialism and the trauma of the refugee experience.

「タンザニア生まれの小説家アブドゥルラザク・グルナ氏は10月7日、ノーベル文学賞を受賞した」に続くforに注目。ある程度英文読解に慣れた人なら、ここでは以下の文と同じforが使われていることに気付いたはずです。
◆ We thanked her for helping us.
(私たちは助けてくれたことで彼女に感謝した)
◆ He was criticized for not wearing a face mask.
(彼はマスクをしていなかったことで批判を受けた)
このように、「~のことで非難・賞賛・感謝・罰する」という場合、非難や賞賛などの理由(「~のことで」)をforで表します。こうした前置詞の用法は、「あれと同じだ!」と気づくことが理解のスタート。まずは、上記のような基本の型を頭に入れておきましょう。これが頭に入っていれば、本文のwon the Nobel Prize in literature for…まで見た瞬間に「forの後には受賞理由が続く」と解釈できたはずです。
his unflinching portrayal of…なので「・・・のひるむことない(unflinching)描写(portrayal)」ということ。では、何を描写したのか? それがofより先にandでつながれて2つ書かれています。「植民地主義(colonialism)の影響と、難民の経験による心の傷(をひるむことなく描写したことでノーベル賞を受賞した)」という意味を表しています。

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