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Key16:「差」のbyと「到達点」のto

2019年2月15日号 p.6

... billionaires around the world saw their combined fortunes grow by $2.5 billion each day in 2018. / Amazon CEO Jeff Bezos saw his fortune increase to $112 billion last year.
(2018年に、世界の億万長者たちの合計の資産は一日当たり25億ドル増えた/アマゾンCEOのジェフ・ベゾス氏の資産は昨年、1,120億ドルに増えた) ※英文の一部を変更して掲載

解説

上記は「NGO、貧富の差拡大に懸念」という記事から取った2つの文です。どちらもsaw(見た)という動詞が使われていますが、「資産が増えるのを見た」ということは、つまり「資産が増えた」ということです。
さて、ここで注目していただきたいのは、下線を引いたbyとtoという前置詞。byは何かと何かの「差」を表すのに対し、toは最終的にどこに行き着いたのかという「到達点」を表します。
この場合、前半の文は「一日当たり25億ドル増えた」。ということは、前日との「差」が25億ドルであるということです。後半は「1,120億ドルに増えた」。つまり、資産が増えた結果、最終的に1,120億ドルに「到達」したということを表しています。だからそれぞれ、byとtoという前置詞が使われているわけです。
このように数字や統計が深く関わるような英文記事では、何かの増減についての情報を読者に示す必要があります。そうした際に、このbyとtoは非常によく使われるので、意味と用法をしっかり押さえておきましょう。

Sales dropped by $200 million.
(売り上げは2億ドル減少した)〔差〕

Sales dropped to $3.6 billion.
(売り上げは36億ドルにまで減少した)〔到達点〕

Sales dropped by $200 million to $3.6 billion.
(売り上げは2億ドル減少して、36億ドルとなった)〔差・到達点〕

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