不労所得
unearned income
労働なき収入
日本経済が長期にわたって低迷し、給与の大幅な上昇が期待できない中で、従来は資産家が中心だったunearned income(不労所得)を得る動きが、一般の勤労世帯にも広がっている。少額から始められるstock investment(株式投資)などのasset management(資産運用)を行なう機会が増えている。
動詞earnの本質とは、「努力して得る」ことだ。従って、訳語の一つである「稼ぐ」は「努力して対価を得る」ことである。また、大学などで「単位を取得する」ことをearn a creditと言うが、そのためには多大な努力が必要であることも想像できるだろう。
反対に、unearnedは「努力せず、苦労を伴わずに得た」という形容詞だ。資産運用にも努力が必要だが、「不労所得」という言葉の定義からは、運用主自身は額に汗して働くわけではない。
なお、unearned incomeは経済用語であり、日常会話で使うには少し違和感がある。文脈にもよるが、そのような場合はmake easy money from ~(~から楽にお金を得る)などのフレーズが使えるだろう。
動詞earnの本質とは、「努力して得る」ことだ。従って、訳語の一つである「稼ぐ」は「努力して対価を得る」ことである。また、大学などで「単位を取得する」ことをearn a creditと言うが、そのためには多大な努力が必要であることも想像できるだろう。
反対に、unearnedは「努力せず、苦労を伴わずに得た」という形容詞だ。資産運用にも努力が必要だが、「不労所得」という言葉の定義からは、運用主自身は額に汗して働くわけではない。
なお、unearned incomeは経済用語であり、日常会話で使うには少し違和感がある。文脈にもよるが、そのような場合はmake easy money from ~(~から楽にお金を得る)などのフレーズが使えるだろう。
◆例文
Unearned income is all income that a person receives from sources other than work or employment.不労所得とは、人が労働や雇用以外の収入源から得るすべての所得である。
◆関連語
・investment vehicle:投資手段、運用方法・stock dividend:株式配当
・financial asset:金融資産
・property:不動産物件
・house rent income:家賃収入
・forestry income:山林所得
・NISA:少額投資非課税制度(=Nippon Individual Saving Account:日本の造語でネイティブ英語ではない)