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時事キーワード

conclave

コンクラーベ

2025年4月、ローマ教皇フランシスコが死去し、5月には新教皇レオ14世が選ばれた。ローマ・カトリック教会のトップとして、ロバート・プレヴォスト枢機卿は初のアメリカ出身者となった。
映画『教皇選挙』の公開とも重なりすっかり有名になったが、この後任選びのプロセスは、conclave(コンクラーベ、教皇選挙)として知られる枢機卿による密室の選挙だ。投票権を持つのは80歳未満の枢機卿で、無記名投票で3分の2以上の支持を得た人物が教皇に就任する。なお、外部との通信を遮断した閉鎖的な会合であることからも、その密室性がうかがえる。
このように、conclaveという単語にはカトリック宗教色が伴うが、一般名詞としての用法もある。「秘密の会合、密室の会合」だ。もっとも、日常会話というよりは、極めて大きな組織や集団の最重要事項を話し合う密室会議に対する比喩となる。例えば、Leaders gathered in a conclave to discuss the future of the nation.(指導者たちは、国の将来を議論するため秘密の会合を開いた)などが考えられる。

例文

After Pope Francis’s death in April 2025, Leo XIV was elected in a conclave the following month, making Cardinal Robert Prevost the first American to lead the Roman Catholic Church.

2025年4月にローマ教皇フランシスコが死去し、翌月のコンクラーベでレオ14世が選出され、ロバート・プレヴォスト枢機卿はローマ・カトリック教会を率いる初のアメリカ出身者となった。

関連語

・Pope:ローマ教皇(Pは大文字)

・papal election:教皇選挙(conclaveと同義、papalは【形】ローマ教皇の)

・cardinal:枢機卿

・closed-door meeting:非公開、密室の会合(一般的な表現)

・off-the-record meeting:(メディアに対して)非公開、オフレコの会合

・white smoke:白煙(新教皇が選ばれた知らせとしてシスティーナ礼拝堂の煙突から上げられる)

・black smoke:黒煙(投票で教皇が決まらなかったという知らせ)

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