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false bottom

上げ底

近年、ソーシャルメディア投稿を中心に、コンビニ弁当やスーパー総菜の「上げ底」が批判されている。中でも「容量偽装」として槍玉に上がっているのがセブンイレブンの弁当容器だ。セブンイレブン・ジャパンはこうした意図を否定しており、容量も正しく表記しているが、食材や水道光熱費の高騰とあいまって、見た目の縮小感を抑えて材料を節約したい企業側の苦心の跡が見て取れる。消費者にとっては、見た目だけでなく数字もチェックする必要が出てきた。
この「上げ底」は英語で何だろう? 特定の表現はないが、説明的にはdeceptively shallow container(詐欺的に浅い容器)や、overpackaged bento(過剰に包装された弁当)などが使えるだろう。ちなみに、bentoは英語でも通用する単語だ。
スマートな表現としては、false bottom(偽の底)もある。もともとは家具のデザインにおける、現金や貴重品などの隠しスペースを作るための「隠し底」だ。ここから派生して、近年、false bottomは食品容器の「上げ底」も指すようになっている。

例文

Consumers took to social media to criticize the convenience store’s bento boxes for using a false bottom, accusing the chain of deliberately inflating the appearance of food volume.

消費者は、弁当の内容量を多く見せかけるために上げ底の容器を使用しているとして、そのコンビニチェーンをソーシャルメディアで批判した。

関連語

・shrinkflation:シュリンクフレーション(食品製造業において商品の量を減らして同じ価格で売ることで、shrink+inflationという新語・造語)

・overpackaged:【形】過剰包装の

・underfilled:【形】(容器に対して)中身が少ない

・deceptive packaging:誤解を招く包装

・consumer backlash:消費者の反発、反感

・double bottom:二重底

・false panel:(家具の)隠しパネル

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