

(S.Kさん 千葉県・会社員)
TOEICでは900点以上を取得し、仕事で英語を使う機会がありながらも、「英語ができる」という実感が持てなかった S.K さん。試験対策ではなく、本当の英語力を磨くために選んだのがAlphaでした。1週間で読み切れるちょうどよい分量と達成感の積み重ねが学習を後押しし、日本語に訳さなくても理解できる記事が増えたことで、少しずつ自信につながってきたといいます。継続を支える大きな夢とは――。
ITコンサルタントとして働いていますが、英語を使う場面と使わない場面が半々くらいです。海外の文献やニュースを調査するときには英語を読みますし、クライアントが外国人の場合は英語で資料を作成したり、プレゼンテーションを行ったりします。会社もグローバルにオフィスを展開しているため、社員全員の英語力向上を目指しており、教材の提供などいろいろな補助制度があります。そのサポートを活用して2〜3年学習を続け、TOEICで900点以上を取得することができました。
ただ、「自分が英語をできる」という実感はないのが正直なところです。本格的なディスカッションの場面では、結局は帰国子女の同僚に任せてしまうことが多いからです。
私のイメージする「英語ができる人」とは、いちいち日本語に変換しなくても英語のままニュアンスまできちんと理解し、表現できる人です。私自身は中学生レベルの文法や単語をつなぎ合わせて、どうにか言いたいことを伝えている状態で、本当に表現したいニュアンスを正確に伝えられてはいないと感じています。
また、英語の体力があることも大切だと思います。1〜2分程度のリスニングや短いリーディングなら対応できても、30分以上英語を聞き続けたり、何ページも英文を読み続けたりすると、途中から理解が追いつかなくなることがあります。長時間でも集中力を切らさず、最後まで同じ精度で理解できる人。それが「英語ができる人」だと思います。
これまで会社の制度を利用してTOEIC教材やオンライン英会話、ライティング講座など、いろいろ試してきました。英語試験のスコアは伸びましたし、以前より語彙力が伸びた実感もありました。それでも、いざ会話になると、やはり喋れない……。これはもう、リスニングやスピーキング以前に「読む力」が足りていないのではないかと考えるようになったんです。実際、英語を読む経験はほとんどなかったので。
さっそく『The Wall Street Journal』や『The New York Times』のようなネイティブ向け英字新聞を試してみましたが、記事が長くて分量も多く、続けるのは難しいと感じました。その点、Alphaは1記事の長さも1号あたりの分量もちょうどよく、無理なく読み切れるのが魅力です。「やり切った」という達成感を積み重ねやすいAlphaは、自分にぴったりだと思いました。

特に決まったルーティンはないのですが、必ず守っているのは「1週間で全記事に目を通す」こと。土日の夜に時間を取って、全体の8割ほどを一気に読みます。残りの2割は、平日の移動時間やスキマ時間を使って読み進めています。

紙面 p2-3の「今週の目次」を見渡して、興味のある記事から読んでいくのもおすすめ。
記事は主にWebサイトで読みます。スマホなら通勤などの短い時間にも記事を消化できるのが便利ですね。記事を読んだあとには音声も聞くようにしています。特に難しい記事はくり返し聞いて、発音や単語のつながりを耳に慣らすようにしています。私の場合、和訳を見ることはほとんどありませんが、どうしても意味がわからないときにだけ活用しています。
だいたい5ヶ月目くらいだったと思います。「結構読んできたな」と思える頃に、「語注欄を見る回数が減ったな」とか「今回の記事は9割方の単語がわかった」という経験が増えてきました。
特に大きかったのは、日本語に訳さずに英語のまま理解できる記事が増えたことです。読み始めの頃は、どんな文章でも頭の中で日本語に置き換えていましたが、今では簡単な文章であれば英語の語順どおりに前からすっと理解できるようになりました。
また、Alphaには語注が多く付いていますが、同じ単語が繰り返し出てくるので、気づけば意味を覚えていたということもよくあります。語注欄を見ずに記事を読み進められたときには、自分の英語力が確実に伸びていると実感します。
実は「今やらなければ、一生英語を使える日は来ないかもしれない」という危機感があります。ネイティブもいる職場で仕事をして、思った以上に自分が英語を使えないことを痛感しました。もう40代ですし、ここで本気で取り組まなければ、英語を使いこなす未来は訪れないと感じています。
英語力と専門性の両方を備えていれば、海外オフィスに出向できるチャンスもありますし、グローバルなプロジェクトを任される可能性も広がります。将来的には、海外のチームを率いてプロジェクトを進められる人材になりたい。それが今、Alphaを読み続ける大きな原動力になっています。
これまでさまざまな英語教材や英字新聞、アプリなどを試してきましたが、Alphaほど1つ1つの記事がコンパクトにまとまっていて読みやすいサービスは他に知りません。「続けられるかな」と不安に思う方もいるかもしれませんが、Alphaには幅広いテーマの記事が掲載されているので、必ず自分の興味に合うものが見つかるはずです。気になるところから読んでみてもいいですし、私のように「全部読む」と決めて毎週チャレンジするのもいいですね。
しかも、このサービスを1号あたり380円で購読できるのは大きな魅力です。いろいろな使い方を楽しめるので、まずは始めてみることをおすすめします。