アメリカと中国間の貿易戦争と、世界的な需要の弱まりが世界第2位の経済(中国のこと)に重くのしかかり、中国の第2四半期の経済成長は6.2%に鈍化し、ほぼ30年間で最も低いペースとなったと、中国国家統計局が公表した公式データが7月15日に明らかにした。
経済の鈍化により、習近平主席がアメリカ政府に強く応戦しにくくなる。アメリカ政府は、中国政府に経済をもっと開かせざるをえないようにする交渉材料として関税を使っている。
GDPの数値は、1年全体では、2018年の中国の成長率6.6%からは下降しているものの、政府の目標値の6.0%から6.5%の間に収まっている。