人工衛星用の新しい超薄型ソーラーパネルにインスピレーションを受けて、トヨタ自動車がリードするプロジェクトは、いつの日か、充電ケーブルをつなぐ必要なく動くと同社が期待する太陽光発電のプリウスの実験をしている。
政府が資金提供する実証プロジェクトで、プリウスの技術者たちは、太陽がどれくらいエネルギーを生み出せるのかを検証するため、シャープが設計した太陽光パネルをボンネットと屋根、後ろの窓、スポイラー(車体外面のパーツ)に取り付けた。
太陽光パネルからの電力は直接駆動用バッテリーに送られるため、プリウスは走行中にも、駐車中にも充電できる。
天気の良い日には、充電量は最大で56キロ走行できるほどだ。