オーストラリア唯一の国内通信社が85年の操業後、閉鎖される予定で、約180人のスタッフには3月3日、彼らの仕事は6月に終了すると告げられた。
シドニーにあるオーストラリア・アソシエイテッド・プレス(AAP通信)本社のニューズルームフロアに集まったスタッフは、無料のオンラインコンテンツを前にして、購読者の減少により、同社は「もう生き残れない」ことになったと告げられた。
「この決定は非常に思い気持ちでなされた。これは、経済的なこと、財務的なことを基に決定された」とこの発表の後でブルース・デ-ビッドソンCEOは述べた。
この通信社は6月末に閉業し、紙面の校正・制作業務の「ページマスターズ」事業は8月末に終了となる予定だ。