アメリカのドナルド・トランプ大統領は3月12日、小規模の通信接続業者が中国のファーウェイやZTE製の機器を交換するのを支援するために10億ドル(1,070億円)を提供する法律に署名した。
連邦通信委員会はすでに、アメリカの電話会社に対し、この2つの中国企業の機器に政府の助成金を使うことを禁じている。アメリカの大手通信接続業者は中国製の機器を使っていないため、この法律が影響するのはほとんどが地方の小規模事業者だ。
アメリカ政府は、中国企業をセキュリティ上のリスクとみなし、同盟国にも5Gネットワークにファーウェイ製の機器を使わないように促している。