新生銀行は、これまでで同行最大規模の海外企業の買収で、ニュージーランドトップの非銀行金融サービス提供者UDCファイナンスを 7億6,200万NZドル(530億円)で買収すると発表した。成長の鈍い国内市場外への進出に意欲的な日本企業による一番最近の資産買収となる。
計画されている買収によって、オーナーのオーストラリア・ニュージーランド銀行は、住宅ローンといった中核サービスに集中するオーストラリアの銀行セクターによる広範な取り組みの一環として、同行が何度か売却を試みていた資産(UDCファイナンスのこと)を手放せることになる。
新生銀行は、小口のファイナンスは力を入れている分野で、自動車ローンや機械設備向け金融商品を販売するUDCは、同社の国内の金融部門のいくつかと似通っていると述べた。