アジア企業の第2四半期の景況感は11年で最低に落ち込んだことが、ある調査で分かった。調査を受けた企業の3分の2ほどが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的流行)の悪化を今後6ヵ月の最大のリスクとして警告した。
このパンデミックの当初の影響は、トムソン・ロイターとINSEADによる3月の調査に反映された。6月からの四半期の景況指数は3分の1低下して35となった—アジア企業景況指数が50を下回ったのは、この調査が2009年第2四半期に始まって以来、2回しかない。
調査を受けた93企業のうち16%が、不景気の悪化が今後6ヵ月の主要なリスクだと回答した。