ビール大手4社のビール及びビールに類似した飲料の今年上半期の売上は、新型コロナウイルスの流行のさなか、レストランでの需要が低迷したことに影響されて前年より低下したことが、4社のデータで7月10日に示された。
しかし、このデータによると、新型コロナウイルスに感染するリスクを減らし、お金を節約するために、バーやレストランでの飲酒を止め、代わりに家で飲酒する人が増え、いわゆる「第3のビール」—麦芽の代替品または蒸留酒の混合物から作られる—の売上は、1〜6月までの期間に伸びたという。
低価格の第3のビールの販売量は、6ヵ月の期間で初めて通常のビールの販売量を上回ったと4社は明らかにした。