東レは7月14日、ドイツで空を飛ぶ車を製造する企業リリウムへ、同社が早くも2025年に発売される予定の空を飛ぶ車の車両を軽くするのを助けるため、炭素繊維複合材料を提供すると発表した。
この日本の化学繊維メーカー(東レのこと)はドイツのベンチャー企業(リリウムのこと)に、ミュンヘンを拠点とするこの会社が製造する空を飛ぶ電気自動車の機体や羽などの部品用に極めて重要な素材を提供すると述べた。
この取引は、空を飛ぶ車が世界中で交通渋滞や騒音、大気汚染を削減するだろうという期待が高まる中でのことだった。
リリウムは2015年に創設され、パイロットと乗客4人を乗せて、1時間以内に最大300キロ飛ぶことができる空を飛ぶ車を開発している。