フィンランドの航空会社フィンエアーは、ケータリングスタッフの雇用を続けるため、また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のこの時期に飛行機に乗ることを恋しく思っている人たちに飛行機に乗った感覚を味わってもらうための動きの中で、ビジネスクラスの機内食をスーパーマーケットで販売し始めた。
この国営の航空会社(フィンエアーのこと)は、試験的な計画の中で「テイスト・オブ・フィンエアー」と呼ばれる手作りの食事が10月15日の時点でまずは1店舗で提供されると発表した。
この出来合いの食事にはトナカイのミートボール、ホッキョクイワナ、和風照り焼きビーフといったオプションがあり、北欧とアジアの嗜好に合い、値段は約10ユーロ(1,200円)から13ユーロ(1,600円)だとフィンエアー・キッチンは述べた。フィンエアー航空の利用率は9月に前年比で91%低下した。