日本とアメリカとオーストラリアは10月28日、パラオのデジタル接続性を高めてビジネス環境を向上させて新たな投資を呼び寄せようと、海底光ファイバーケーブルを敷設する3,000万ドル(31億円)のプロジェクトに共同で出資すると発表した。
インド洋・西太平洋地域における3国のインフラ投資パートナーシップの下で初となるこのプロジェクトは、中国がインフラへの資金提供を含め、太平洋での影響力を高めようともくろむ中で生じた。
日本の外務省関係者によると、このプロジェクトは、シンガポールとアメリカを結ぶことになる約1万5,000キロに伸びる世界最長の海底ケーブルにパラオをつなげるという。