日本のホームセンターの島忠は11月13日、これまでに合意されていた同業のDCMホールディングスからの申し出を拒否して、家具チェーンのニトリホールディングスからの2,140億円の買い付け提案を受け入れると発表した。この転換は、かつては一方的な敵対的買収提案がタブーと考えられていた日本の投資文化の変化を反映している。
島忠の買収は、ソファーやキッチン用品などさまざまな製品を安価で販売することで知られるニトリの東京での存在感を高める。
島忠は東京地域で家具と住宅改修グッズを販売する店舗を約60店経営しており、ニトリは日本と海外に約600店舗を構える。