日本IBMを含む5社のグループは現在、視覚障害者がひとりで旅行するのを助ける人工知能のスーツケースを開発している。プロトタイプの実証実験が11月2日に日本の空港で実施された。
5社によると、ユーザーの位置と地図データに基づいて目的地までの最適なルートを計画することができる小型のナビゲーションロボットは、周囲を判断するために複数のセンサーを使い、障害物にぶつからないようにするためにAI機能を活用するという。
実証実験では、このスーツケースは目の見えないユーザーからの指示を受けてから全日本空輸(ANA)の出発カウンターまでひとりで案内するのに成功した。