ユニリーバ・ニュージーランドは12月1日、週4日制を国内のスタッフに試験導入すると発表した。賃金は削減されない。ニュージランド政府は今年、経済の回復に弾みつけるための取り組みの一環としてこのアイディアを掲げていた。
日用品・食品大手のこの多国籍企業(ユニリーバのこと)は、81人の従業員全員が12月に開始予定の1年間の試験導入に参加する資格があり、全世界での採用を検討すると述べた。
ユニリーバ・ニュージーランドのマネージング・ディレクター、ニック・バングズ氏は、週あたりの勤務日数の削減にむけた勢いは、職場の文化にパンデミックがもたらした激変の後で高まってきたと述べた。同社は、柔軟性が高まることによって、スタッフの生産性と福祉が高まることを期待していると語った。