スウェーデンの家具大手イケアは12月7日、デジタル版の代わりの物へと消費者が移行する中、年に1回発行してきた人気のカタログの印刷を停止すると発表し、70年の伝統を終える。
イケアのカタログは、このカタログを猛烈に人気にした現代生活のスナップショットを提供してきた。2016年には発行部数がピークに達し、32言語で2億部が世界中に配本されていた。しかし、オンラインショッピングが急増し、印刷版のカタログを見る人が少なくなり、この小売企業(イケアのこと)は、「イケアのカタログのこれまでの成功に敬意を込めて終止符を打つ決断」をしたと発表した。
2000年にカタログのデジタル版が開始されたが、デジタル版も更新されない。