中国は2028年にアメリカを追い越して世界最大の経済国となるだろうと、あるシンクタンクが発表した。両国の対象的な新型コロナウイルス感染症からの回復によるもので、これまでに予測されていたよりも5年早い。
12月26日に発表された年1度の報告書で、ロンドンを拠点とする「経済ビジネス・リサーチ・センター」は、中国の「新型コロナウイルスのパンデミックに対する能力に長けた管理」と、欧米の長期的経済成長に対する打撃は、中国の経済の相対的な業績が向上したということを意味していると述べた。
アメリカは2021年に感染流行後の回復が強まると見込まれるが、その成長率は2022~2024年の間は年に1.9%に鈍化し、その後は1.6%となるだろう。