日本の企業の倒産件数は2020年に過去31年で最少となり、新型コロナウイルスのパンデミックの最中で政府による経済支援に助けられたと、信用取引に関する調査会社が1月13日に発表したデータが示した。
東京商工リサーチが出したデータによると、1,000万円以上の債務を抱えての事業破綻は2019年から7.3%減少して7,773件となり、7,234社が破綻した1989年以降最少となり、2年ぶりの減少となったという。この合計件数にはパンデミック関連で倒産した792社を含む。
今回の減少は、パンデミックの最中でぐらつく企業を支援した担保なしでの無利子融資など、政府の対策の影響を反映している。