2020年の家電製品の国内出荷数は、新型コロナウイルスのパンデミック中に空気清浄機の高い需要に牽引され、1996年以来最高水準に上昇したと、ある産業団体が1月25日に発表した。
日本電機工業会によると、テレワークをする人が増え、多くの人々が政府からの10万円の給付金の多くを家電製品に使う中で、家電製品の出荷数は2兆5,000億円相当となり、前年から1%増加したという。
製品別では、空気清浄機の出荷数が56.8%急増し、過去最高の888億円となった一方、家で過ごす人が増える中でトースターといったキッチン家電は2桁台の増加となった。