アップルは6月7日、インターネットサービス・プロバイダと広告主にユーザーのウェブ閲覧行動を分かりにくくするために設計された新機能「プライベートリレー」は中国では規制上の理由から利用できないと発表した。
この機能は、アップルが毎年実施する6月7日のソフトウェア開発者カンファレンスで発表された数々のプライバシー保護機能の1つで、広告主などその他の第3者による同社のユーザーのトラッキングを遮断するための同社の1年に及ぶ努力の中で最新のものだ。
中国でこの機能を見合わせるというアップルの決定は、同社の収益の15%近くを占める国でプライバシーに関して同社がした一連の妥協の中で最新のものだ。