新型コロナウイルスのパンデミックのさ中でテレワークの活用が増えたことから加熱式タバコを使うことを選択した喫煙者が増えたと見られ、2020年度の紙巻きたばこの販売本数は日本で数十年ぶりに1,000億本を下回った。
日本たばこ協会によると、3月に終わりを迎えた年度に、紙巻きたばこ製品の売上は前年比16.3%減の988億本と記録的な急減となり、比較可能なデータのある1990年度以降最低となったという。
この数値は、たばこの販売本数が3,483億本と最も多かった1996年度から70%以上の減少となっている。