新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが原因の失業によって、世界中で女性のほうが男性より大きな打撃をこうむっており、年内に2019年の水準に回復する可能性が高いのは男性の雇用だけだと、国際労働機関は7月19日に発表した。
女性は、特に宿泊施設や飲食サービスといった分野で、感染対策の経済的、社会的な規制期間中の解雇または労働時間の短縮によるより大きなリスクにさらされてきたと、この国連の機関は述べた。
パンデミックの結果、2019年から2020年の間に、世界中で女性の雇用の4.2%が排除―5,400万件の仕事の減少―されたのに対し、失われた男性の雇用は3%だったと、同機関は述べた。