サウスウェスト航空のパイロットを代表する労働組合は、余儀なくされた労働時間の短縮と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック中に同航空会社によって強引に推し進められたその他の労働条件の変更に異議を申し立てる訴訟を起こした。サウスウェスト航空パイロット労働組合は8月30日、パンデミック中に飛行機での旅行が激減した際にサウスウェスト航空は「不可抗力の」権利を同社に与えるのではなく、労働組合と団体交渉をすべきだったと主張して、ダラスの連邦裁判所に不服を訴えた。
同労働組合は、労働に関する連邦法に違反する「緊急休暇」プログラムと運航スケジュールの変更や従業員への処方薬給付と退職手当の縮小をサウスウェスト航空が実施したと主張している。