大手メーカーの製品の模造品のような低品質の半導体が日本で広く流通している可能性が高いことが、検査会社による調査で示され、世界的な半導体不足の中で、そのような部品を使った不良品の増加に関する懸念を高めた。
沖エンジニアリングが100社以上の依頼で確認した半導体の3割以上が模造品で、新品とされて販売されている、または不良品の半導体を使っていたと、同社は明らかにした。
半導体メーカーは、新型コロナウイルスのパンデミックのさ中で生産量を削減しているが、ノートパソコンやゲーム機、車に至るまで幅広い製品に使われている半導体の需要は急速に回復している。