アメリカの大手製薬会社ジョンソン・エンド・ジョンソンは11月12日、事業を分割する計画を発表し、バンド・エイドやタイレノールを販売する消費者向け健康用品部門と、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の1回接種タイプのワクチンを含む医療機関向け部門を分ける。
このスピンオフは「イノベーションを通じて患者と消費者に健康増進を提供するためのよりよい立場に付いた2つのグローバルリーダー」を生み出すだろうと、同社は声明で発表した。
大手企業で事業を分割する計画を11月に発表したのは、ゼネラル・エレクトリックと東芝に次いでこれで3社目となった。
分社化には18~24ヵ月かかると見込まれている。