フィンランドは、老朽化する戦闘機F/A-18の後継にアメリカの武器大手企業ロッキード・マーティンの戦闘機F-35を選び、数十億ドルの契約で武器システム付きの飛行機64機を発注する予定だと、政府は12月10日に発表した。
ロッキード・マーティンは、スウェーデンのサーブ社、競合企業の米ボーイング、フランスのダッソー社、イギリスのBAEシステムズとこの取引の入札で競っていた。
ロッキード・マーティンからの調達には、武器と2030年までのサービス及びメンテナンス料も含まれ、94億4,000万ドル(1兆1,000億円)がかかると予想されると政府は述べた。同国はF-35の購入を2027年から開始すると、空軍司令官Pasi Jokinen氏は述べた。