日本で生産されたジン、特にクラフトジンは、その独特な風味から近年海外で人気を得て、この蒸留されたアルコール飲料(ジンのこと)の2021年の輸出額が過去最高となった。
大阪税関によると、日本は2021年1月から10月の間に、約25億7,000万円に相当する3,714キロリットルのジンを輸出したという。2021年の初めから10ヵ月での輸出価格は、これまでに過去最高だった2019年全体に記録された22億8,000万円を上回った。
ヨーロッパと北アメリカが、2021年1月から10月の期間における日本のジンの輸出先として、金額で6割以上を占めた。アメリカは19.3%を輸入し、一方、13.3%がオランダへ、11.0%がフランスへ、それぞれ出荷された。