セブン&アイ・ホールディングスは、新型コロナウイルスのパンデミックのさ中の経営不振と、オンライン通販事業者との競争の激化が理由で、同社の百貨店部門そごう・西武の売却を検討しているとこの件に詳しい情報筋が1月31日に明らかにした。
この計画は、セブン&アイの株式を4.4%保持するアメリカの投資会社バリューアクト・キャピタルがこの小売り会社(セブン&アイのこと)に百貨店事業を売却するようにとの圧力を強めている中で浮上した。そごう・西武は、東京・池袋地区にある西武百貨店の旗艦店を含め、日本全国で10店舗を運営している。
同社は昨年2月に終わりを迎えた会計年度に4,306億円の売上を記録した。