日本に住む人々は昨年、合計9兆1,200億円を国内旅行に費やし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて比較可能な数値がある2010年以降で最低額となったことが、政府の速報値データで2月16日に示された。
この総額は前年比8.5%減だった。日本の観光庁が発表したデータによると、2021年の国内旅行客数は9%減少して2億6,700万人となり、これもまた過去最低だったという。
旅行者がホテルやその他の形態の宿泊施設に使った額は6兆9,100億円で11%減となり、国内日帰り旅行は0.2%増えて合計2兆2,100億円となった。旅行1回に使う平均額は1人当たり1.1%増加して48,876円だった。