キリンホールディングスは2月16日、中国での清涼飲料の合弁事会社の全株式を、現地の投資ファンドに約1,150億円で売却すると発表した。同社の海外事業運営を全面的に見直すもう1つの動きとなる。
この発表は、この日本の飲料会社(キリンホールディングスのこと)が、ミャンマー国内の軍事関連会社との事業提携を終わらせることを目指して、ミャンマーのビール市場を撤退すると発表してから2日後に出された。
キリンは2011年に、華潤麒麟飲料(大中華)有限公司の40%の株式を保有するため、約330億円を投資した。同社は、この株式を「プラトー・コンシューマー」に売却する。
同社は、クラフトビールなど成長の可能性がある事業にリソースを集中させると予想される。