東急電鉄は3月28日、カーボン・オフセット購入により、二酸化炭素排出量をゼロに削減すると発表した。それを実現する初の日本の鉄道運営会社となる。
東急電鉄は、東京エリアで同社が運行する全線で使用する電気についていわゆる「非化石証書」を購入する。
この証書は、政府によって発行され、ある量のエネルギーが再生可能エネルギーで発電されたことを証明するもので、企業は自社の二酸化炭素排出量をオフセットするために買うことができる。
そうした取り組みを通じて東急電鉄が削減する二酸化炭素排出量は、1年で約5万6,000世帯の家庭が出す量に相当する。