ゲーム会社のスクエア・エニックスは、「トゥームレイダー」、「デウスエクス」、「シーフ」シリーズを手掛けてきたスタジオをスウェーデンのエンブレイサーグループに3億ドル(380億円)で売却し、欧米諸国でゲーム開発者としての存在感を減らす。
ビデオゲーム業界における一連の取引の中でのこの最新のもので、5月2日に発表されたこの売却には、クリスタル・ダイナミクス・スタジオ、エイドス・モントリオール・スタジオ、スクゥエア・エニックス・モントリオール・スタジオが含まれ、1,100人の従業員に影響を与え、7-9月期に取引が成立すると見込まれている。
同社の主なシリーズに「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」が含まれるスクゥエア・エニックスは、売却による収益はブロックチェーンや人工知能、クラウド技術といった分野に投資するために使われると述べた。