ブリティッシュ・エアウェイズのオーナーIAGは5月19日、航空機ボーイング737MAX50機を発注したと発表した。定価で62億5,000万ドル(8,000億円)に相当する。死者を出した2度の墜落事故の後、危機に見舞われているこのジェット機への後押しとなる。
「インターナショナル・エアライン・グループ(IAG)はボーイングと、航空機737-8200を25機、737-10を25機、他に100のオプションで発注することで合意した」と、IAGは声明の中で発表し、「大幅な」値下げがあったと付け加えた。
「航空機は2023年から2027年の間に納入される予定で、グループ傘下のどの航空会社も保有している旅客機と交換するために使用できる」。
スペインの航空会社イベリア航空とブエリング航空も傘下に持つIAGは、今回の発注は株主の承認を得ることが条件だと述べた。