日本最大の鉄鋼メーカー日本製鉄は5月10日、2024年に始まる会計年度からカーボンニュートラルスチールを供給することを計画していると発表した。
「日本の鉄鋼業界が直面する特有の困難を乗り越えるには1つの道しかない。それは世界の競合企業に先駆けてカーボンニュートラルのスチールを供給することだ」と日本製鉄の橋本英二社長は述べた。
同社では、代替エネルギー源に転向するか、あるいは排出される二酸化炭素を回収するかのいずれかにより、製造工程で二酸化炭素を排出しないスチールを最初に70万トン供給すると橋本社長は述べた。