日本の石油の元売り業者出光興産は6月14日、脱炭素化に向かう世界的傾向の中で環境配慮型の車が増えていることにより、ガソリンの需要が低下し続けることが予想されるため、山口県にある製油所を2024年3月までに閉所すると発表した。
出光興産は声明で、日本の人口の減少と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの影響により、需要はさらに落ち込むと見込まれ、原油の精製能力が1日あたり12万バレルのこの施設(山口製油所のこと)を閉じるという決定につながったと述べた。
出光興産は、水素やアンモニアを含むより環境に負担の少ないエネルギー源向けの拠点としてこの製油所を活用することを検討していると、この計画に詳しい人々が述べた。