中国のスマートフォンの2022年の売上は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の規制と減速する経済が消費者の意欲を奪う中で、過去最低に減少して13%急落し、ここ10年間での最低水準に落ち込んだことが、第三者機関の調査会社のデータで示された。
2022年のスマートフォンの合計出荷台数は2億8,600万台で、3億2,900万台から減少した。これは、2013年以降最低の販売量となり、年間販売台数が3億台より少なかったのは2013年以降初めてだと、市場調査会社のIDCが報告書で述べた。
COVID-19関連の厳しい規制が昨年の中国経済に重くのしかかったが、中国政府は12月に規制を廃止し始め、消費を押し上げている。