日産自動車と日立の子会社は1月27日、電気自動車のバッテリーから電力を供給することで停電中にもエレベーターを動かし続けるシステムを開始する計画だと発表した。
地震が多い日本において電気自動車のバッテリーの活用を拡大する初期の試みと思われるものの中で、日産自動車と日立ビルシステムは、電力供給が断たれたときにもエレベーターの稼働を続けることに力を入れている。
1月27日に公開されたパイロットプログラム中に、完全に電気のみで動く日産の軽自動車「サクラ」のバッテリーから給電された電気を使い、最大搭載人数9人のエレベーターを低速で10時間運転し続けたと両社は述べた。