和歌山県のあるハンバーガーはとても特別な材料を使っている。そして多くの観光客がそれに気がつきはじめている。
そのハンバーガーは「熊野牛みかんバーガー」と呼ばれ、ある和歌山県のホテルが生み出した。このハンバーガーは和牛のスペアリブと―トマトの代わりに―スライスしたみかんが入っている。
熊野牛は同県南部の熊野地方産の和牛のブランドだ。和歌山県は日本全国で食べられているみかんの最多生産地だ。
このハンバーガーは、休暇村紀州加太ホテルの秋冬メニューに載っている。ホテルのシェフの西田慎さんは、みかんとマリネした牛のスペアリブと特別な自家製ソースでハンバーガーを作ったと語った。このソースはみかんの果汁で作られている。
ほとんどの観光客がこのハンバーガーの写真を撮ると、同ホテルは述べた。
熊野牛みかんバーガーは、2月いっぱい同ホテル内のカフェ「風の歌」で提供されている。1つ500円で、ドリンク付きのセットメニューは800円だ。