サンドラという名のオランウータンがフロリダ州の施設でバレンタインデーに新しい特別な友人と34歳の誕生日を祝った。サンドラは2015年に人格が法的に認められ、世界中でニュースになった。
サンドラはドイツの動物園で生まれたが、25年間ブエノスアイレス動物園で暮らしていた。彼女はそこにいる唯一のオランウータンで、動物愛護団体は、動物園におけるコンクリート製の囲われた彼女の居場所は不十分だと述べていた。
その後、アルゼンチンの裁判官による重大な判決がサンドラを法的に動物ではなく人間ではない人と宣言した。それによってサンドラには、尊厳を持って生きる権利を含む人権が与えられた。
昨年11月、サンドラはフロリダ州にある類人猿センターに引っ越した。そこには22のオランウータンがいる。サンドラは31歳のオスのジェスロに興味を持ったようだ。彼は彼女の誕生日パーティーに出席したと、同センターのパティ・レーガン所長は述べた。
「サンドラはジェスロが食べるところを見るのがとても好きです」とレーガン所長は話した。