東京の混雑した環状線「山手線」にある原宿駅の新駅舎が3月21日にオープンした。駅舎は2階建てで、電車の線路にまたがっている。
コンコースのガラスの壁は、十分な日光を取り入れ、駅舎に明るく現代的な雰囲気を与えている。内装の床はタイル張りで、前の木造の駅と線路がよく見える眺めを特色としている。
もともとの西洋風の駅舎は100年近く前に建設された。しかし、現代の耐火基準を満たしていないため、年内に解体される。
「(新駅舎は)清潔だが、古い駅舎もそのままでよかった」と、新駅舎の中で友人を待っていた埼玉県の20歳の大学生は述べた。
原宿駅は、表参道と若者の文化とストリートファッションの中心地となっているショッピングストリート・竹下通り、それから主要観光名所の明治神宮への玄関口だ。