新型コロナウイルスの感染拡大で日本のほとんどの学校が休校となるなか、子どもの面倒を見たり、家事をしたりするにあたって、親たちはアプリに助けを求めた。
千葉県船橋市に住むケアワーカーのタカハシメグミさん(37)は、3月中に数回、スマートフォンのアプリを通じて、近所の友人のスギヤマアヤコさん(32)に4歳の息子の面倒を見てもらえるようにお願いしたと話した。
「幼稚園が休園でも働きに行けるので、とても助かりました」とタカハシさんは語った。
アプリの1つ「子育てシェア」では、ユーザーが知り合いの家族とグループを作ることができる。グループ内の他のユーザーに、子どもの面倒を見てもらったり、子どもの送り迎えをしてもらったりする手助けを求めることができる。「子育てシェア」では、メンバーがおもちゃや衣類の交換をすることもできる。
このアプリの運営者「AsMama」は、3月初めから一日当たりの新規ユーザー数が10倍に増えたと述べた。