東京近郊の川崎市にある卸売市場では、母の日に花の取引が多数行なわれた―新型コロナウイルスが発生した中、人との接触を最小限に抑えながら。
顧客は母の日用の花を、「2020スマイルフラワープロジェクト」のウェブサイトで注文して支払いをした。このドライブスルーサービスは、小売チェーン事業者が市場と卸売業者の力を借りて運営している。ドライブスルーでは、スタッフが花を車のトランクに積み込んだ。
パンデミック中に人気になったドライブスルーサービスはこれだけではない。果物と野菜の卸売業者「フードサプライ」は、大田区などの地域で野菜をドライブスルーで提供している。
米とさまざまな野菜のセットをフードサプライから受け取った顧客らは、無料のカーネーションももらった。同社は約2,000本のカーネーションを配った。
カーネーションをを受け取ることで「普段外出を控えているご家族の方々に喜んでほしい」と、フードサプライの竹川敦史社長は語った。