バチカン市国で働く人々の子どもたちには、もうすぐバチカン庭園で泳いだり、バチカン講堂で卓球をしたりしに行けるようになる。
教皇庁は1ヵ月間の7月のサマーキャンプを、新型コロナウイルスのせいで通常のキャンプや旅行ができなくなったことへの埋め合わせとして提供する。講堂での卓球と、庭園の大型プールに加えて、バチカン市国のヘリポートは団体スポーツ向けに整備される。
サマーキャンプは、ローマでデイキャンプを運営している企業の助けで運営される。適切なソーシャルディスタンスを取った上で、約100人の子どもが参加できる。
オンラインポータルサイト『バチカンニュース』は、フランシスコ教皇自身が「仕事を持っている母親たちについて、教皇庁の職員の家族について考えており」、バチカン市国の行政機関に職員の子ども向けのキャンプを設けるように言ったと報じた。
バチカン市国の職員のほとんどは神父だが、平信徒も勤務している。