東京外国語大学の在校生と卒業生は、日本にいる外国人がコロナウイルスの流行に関する情報に後れを取らないようにするのを助けるために、13言語でのウェブサイトを立ち上げた。
約70人のボランティアチームが、中央政府からの情報と、首都圏の地方自治体からの情報、日本語メディアによる新型コロナウイルスに関する報道を翻訳する。
このウェブサイトのURLはhttps://covid19-tagengo.com/だ。13言語は、日本語、英語、簡体字と繁体字の中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、アラビア語、ベトナム語、タガログ語、インドネシア語だ。
このプロジェクトは、もっと包摂的な日本を創っていくための一歩だと、チームメンバーたちは述べた。
「このウェブサイトを運営することだけが、私たちの目標ではありません。特にこうした緊急時に、外国の方々に注意を払う社会を築く一助になりたいと思っています」と石井暢さん(24)は語った。