昨年秋のラグビーワールドカップで日本のスター選手の1人だった福岡堅樹選手は、ラグビーではなく医学の道での自分の将来に集中するつもりだ。
6月14日のインターネット上での記者会見で、この27歳の人(福岡選手のこと)は、医学部の入学試験に向けて準備をするために7人制ラグビー日本代表チームから退くと語った。この決断は、来年に延期された東京オリンピックのこの種目(ラグビーのこと)で彼が日本代表にはならないということを意味する。
福岡選手はそれでも来シーズン、トップリーグでプレーする予定だ。しかし、オリンピックの延期により、ラグビーと勉強のバランスを取るのが難しくなった。
このウインガー(福岡選手のこと)は2019年ラグビーワールドカップでトライを4回決め、予選リーグでスコットランドに日本が28対21で勝った試合の最優秀選手だった。しかし、福岡選手は、今回の新型コロナウイルスのパンデミックで、医学の道をもっと追求したくなったと話した。
「医療は常に必要とされるでしょう」と彼は語った。